アーサーペディアアーサー王大百科
アーサー王伝説にはこの名前の騎士が多数登場する。『ラルト・ペリルー』では、正午になると力が増し、以後衰える騎士がエスカノールである。アーサーの宮廷の酌人(カツプ・ベアラー)の女性を誘拐するが、最後にはガウェインに殺される。
物語『エスカノール(Escanor)』には、この名前の人物がふたり登場する。「エスカノール・ル・ボ(伊達男エスカノール)」はガウェインと一騎討するが、後に友人となる。「エスカノール・ル・グラン(偉丈夫エスカノール)」は巨人と魔女の子ども。「エスカノール・ル・ボ」の伯父にあたる。グリフレットを捕らえた。
図説アーサー王伝説事典