アーサーペディア
アーサー王大百科

エスカノール

人物紹介

アーサー王伝説にはこの名前の騎士が多数登場する。『ラルト・ペリルー』では、正午になると力が増し、以後衰える騎士がエスカノールである。アーサーの宮廷の酌人(カツプ・ベアラー)の女性を誘拐するが、最後にはガウェインに殺される。

異説

物語『エスカノール(Escanor)』には、この名前の人物がふたり登場する。「エスカノール・ル・ボ(伊達男エスカノール)」はガウェインと一騎討するが、後に友人となる。「エスカノール・ル・グラン(偉丈夫エスカノール)」は巨人と魔女の子ども。「エスカノール・ル・ボ」の伯父にあたる。グリフレットを捕らえた。

図説アーサー王伝説事典

索引

協力

  • 原書房
  • 東京大学大学院
    総合文化研究科 教授
    山本史郎